L-Phinus Pro V4 ( Ver.4.05 )

概要
このソフトは、多くの3DCAD, 3DCGソフトから出力できる、STL (StereoLithography) ファイルを表示するソフトです。
断面表示機能、計測機能もついておりますので、おおまかな形状確認にご利用いただけます。
また、モデル画像をクリップボードへ転送( [Ctrl]+C )することができますので、書類等に画像を貼り付けることができます。

基本操作
左の 「フォルダービュー」 を展開してSTLファイルをチェックすると、右の 「モデルビュー ( Assy[3D] or Part[3D] )」 に3次元形状が表示されます。
| Assy[3D] ページ | : チェックしたモデルを全て表示します。 |
| Part[3D] ページ | : 選択しているモデルのみ表示します。 |
表示中のSTLに関する情報は、右下の 「リストビュー」 に表示されます。
モデルの色設定等、使用頻度の多い設定は、左下の 「設定パネル」 で設定します。
使用頻度の少ない設定は、「環境設定」で設定します。


マウス操作
マウス操作体系はカスタマイズすることができます。以下はデフォルトの動作です。
| 左ドラッグ | 回転 |
| 右ドラッグ | 移動 |
| ホイール | 拡大縮小 |
| 中央ドラッグ | 拡大縮小 |
| 右クリック | 回転中心の設定 |
| [Ctrl]+左ドラッグ | 断面位置の移動(連続) |
| [Ctrl]+左クリック | 断面位置の移動(点指示) |
| 左クリック | "選択時の動作" の設定による。 1. 選択、2. 非表示化、3. 半透明化 |
| [Shift]+左クリック | "選択時の動作" の設定による。 1. 選択、2. 非表示化、3. 半透明化 |
| [Shift]+右クリック | "選択時の動作" の設定による。 1. 選択、2. 表示化、3. 半透明化 |
その他、マウスによる回転後のビューの向きにより、自動的に正投影 (XY, YZ 等) にする機能もございます。

「ファイル」 メニュー
○ 選択ファイルの保存
STL(ASCII、BINARY)、IGES (2直線のルールド面)で保存できます。
○ リストを開く/保存
表示中のSTLの情報(リストビューの内容)をCSVで保存できます。
また、保存したCSVを開くことで、CSV内のSTLをロードできます。
○ 色設定のみ保存
自動でモデルの色を設定をするためのファイルを保存します。
これはSTLファイル名とその色情報の組み合わせのファイルであり、
STLファイルのあるフォルダーに置いておくだけで機能します。
D&Dで開くこともできます。
○ 画像をクリップボードに転送/保存
モデルビューの画像をクリップボードに転送できます。
また、モデルビューの画像を bmp, jpeg, png で保存できます。

「表示」 メニュー
○ モデルの表示方法
1. ワイヤフレーム、 2. 隠線消去、 3. シェーディング
4. シェーディング+ワイヤ
5. シェーディング+エッジ ( 折れと認識した箇所に線を表示 )
○ 特殊な表示
1. 非選択モデルを半透明表示 ( 選択モデル以外を半透明で表示 )
2. 全半透明 ( 全てのモデルを半透明で表示 )
3. 平行面 ( 基準平面に平行な面を強調表示 )
4. スムースシェーディング ( モデルをなめからに表示 )
5. 干渉部の表示 ( モデル同士の交差している箇所を線で表示 )

「表示補助」 メニュー
○ 座標系、座標軸の表示
○ バウンディングボックスの表示
( 全モデル、選択モデル、各モデル )
○ 外形寸法の表示
( 全モデル、選択モデル、各モデル )
○ 外形寸法位置の固定

「断面」 メニュー
○ 断面表示 ( XY断面、YZ断面、ZX断面 )
○ 断面表示を逆向きに変更
○ 断面表示の設定 ( クリッピング、クリップされる面の半透明化、
全半透明、モデル非表示 )
○ 端点、基準線、断面の最外形の表示
○ 断面線の色設定( 赤色、モデル色 )
また、断面用ツールバーのコンボボックスでは、断面位置を数値入力したり、セット済みのきりの良い数値から選択することができます。

「勾配」 メニュー
○ 勾配表示 ( X、Y、Z軸に対する面の角度をグラデーションで表示 )
○ 勾配表示を逆向きに変更
また、勾配用ツールバーでは、開始終了角度 ( グラデーションの範囲 )を設定することができます。
具体的な角度値を知りたい場合には、そのファセットをクリックすることで、ツールヒントに角度が表示されます。
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「計測」 メニュー
○ 座標 ( 座標値を表示 )
○ 距離 ( 2点間、2直線間、点と平面間の最短距離を表示 )
○ 半径 ( 3点を通る円の半径を表示 )
○ 直径 ( 3点を通る円の直径を表示 )
○ 角度 ( 3点間、2直線間、2面間の角度を表示 )
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「計測補助」 メニュー
計測時に利用できる補助点、補助線の作成ができます。
参照用に楕円の表示もできます。
○ 補助点作成 ( 3点円の中心点、2直線の交点、2点の中間点 )
○ 補助線作成 ( 2点、水平、鉛直、垂線、線延長、
平行な2直線の中間線 )
○ 楕円表示 ( 3通りの作図方法 )

「変換」 メニュー
表示中の全モデル、または選択モデルに対して、以下の3次元変換ができます。
○ 平行移動
○ 回転移動
○ スケーリング
○ なめらかな面の平行移動
( なめらかさの判定はスムージング角度を使用 )
○ 元に戻す

「修復」 メニュー
面落ちなどの不具合を手動で修復することができます。
○ ファセット追加(3点, 線と点, 2直線)
○ ファセット削除
○ 微小面の削除
○ 法線反転
○ 元に戻す
○ 隙間表示
○ 隙間表示の消去
(左図はわざとファセットを削除して隙間表示をした状態です。)
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「設定」 メニュー
○ 選択時の動作
モデル上でクリックした時の動作を設定します。
1. 選択、 2. 非表示化、 3. 半透明化
○ 裏面表示
面には表裏があり、裏面をどのように表示するかを設定します。
1. 非表示、 2. モデル色、 3. 赤色

設定パネル
設定パネルでは以下の設定ができます。
○ 色設定 ( モデルの色設定、デフォルト色の設定 )
○ 光源設定 ( 光源のON/OFF、ハイライト、明るさの調整 )
○ 軽量表示設定


環境設定
環境設定ダイアログでは以下の設定ができます。
○ 全般
1. 背景、バウンディングボックスの色設定
2. 断面表示の色設定
3. 干渉表示の色設定
4. 隙間表示の色設定
5. 計測要素の色設定
6. 計測補助要素の色設定
7. 寸法表示の設定 ( 高さ方向の設定、寸法補助線の設定 )
8. ファイルの設定 ( エンコーディング変更 )
9. リスト読み込み時の設定
10. 環境設定の保存 ( 現在の設定をデフォルトとして保存 )
○ マウスとキーの設定
1. 全体表示機能のファンクションキー(F1-F12)への割り当て
2. マウスホイールを回したときの拡大縮小の設定
3. 自動的に正投影にする機能の設定
4. マウス操作のカスタマイズ(F1-F4に割り当て可能)
